【IBDは本当に新卒で行くべきか?】
あらゆる業界の中でもダントツに稼げる仕事――サラリーマンの頂点
それが外資系投資銀行の投資銀行部門(IBD)です
必然的に、ボストンキャリアファーラムに来る学生の中でもトップ層同士が争う狭き門となっています
誰もが憧れると同時に死人が出る程の激務でもあるIBD
その狭き門を潜るための裏ワザを紹介していきます
①インターンを逃すな
IBDへの応募を考えているのであれば知っていて当然かも知れませんが、インターンを逃すとほぼフルタイムで内定を取るのは不可能になります
何故かというと、そもそも採用人数が少ない上インターンした人の中から内定を取る人が多いため、ポジションが予め埋まってしまっている場合がほとんどだからです
例えば2014年のBCFではJPモルガンやUBSはフルタイムでIBDの採用を行っていませんでした
他のファームも勿論似たような状況ですので、誰かが蹴って空いたスポットの一つや二つを争わなくてはなりません
オッズで考えるとインターンを取って、そこから内定に漕ぎ着ける方が遥かに簡単です
勿論、インターンを得られたからといって内定を貰える保障はありませんし、通常50%以上の人はインターン後にふるい落とされます
それに、インターンを経験してその激務さを体験すれば、自分が合っているかどうかも分かるはずです
最近ではロンドンのメリルリンチのインターン生が死亡した事件をきっかけにインターンは夜の12時以降働けないという動きがゴールドマンサックスやシティグループなどで起こっています
それでも、フルタイムで働く場合は毎日2-4時AMまで仕事、しかも休日も無しなんてことがリアルに多いので、そんな生活に耐えられるかどうか適性を見てみるのが最善です
②リスクヘッジを怠るな
①にも書いた通り、外資系のIBDの場合インターンをしても内定まで漕ぎ着けられる人の割合は半分以下です
行ければそれはそれでいいのですが、行けなかった時の場合も想定して就活を進めていくのが最善です
基本的には外銀と戦略コンサルのインターンを両立して行うのがベストです
自分が合ってると思った方に行けばいいし、どちらかがダメでも行けた方に行けばいいだけなので
しかも外銀も、インターン期間が短い方がミスを犯したり居眠り・遅刻してしまったりなどのリスクも減るのでオススメです
勿論、人事側にも「コンサルのインターンがある」ということでプレッシャーを与えることができ、内定も出やすくなります
ただし向こうも最初から来る気もないのにインターンだけしに来る学生に慣れているため、内定が出た後は次の年のBCFに企業側として参加してもらうなどの方法で就活の手段を潰し、囲い込んできます
なのでコンサルのように内定が出てもオファーレターにすぐサインをしないで待ってもらうということはやや困難になってきます
③新卒に拘るな
最後に、日本の学生が就活する場合は「新卒カード」というものが大事になってきますね
何故かというと、日本の場合は終身雇用が一般的なので最初に入った会社で一生働く可能性が高いことと、一旦入ってしまうと辞めづらいし転職もしづらくなるからです
しかし、海外大生や留学経験者は少し話が違ってきます
仮に日本の企業に入った後でも、「英語力」「留学経験で培ったタフさ」など他の人が持っていないものを売りにできるからです
さて、IBDの話に戻りますが、外資系のIBDや戦略コンサルの場合人の行き来がかなり激しいです
というのも、すぐ首になってしまうからです
首になったからといって元IBDの人は結局IBDに転職することが多いため、入れ替わりが激しくなるのです
なので新卒で外資系投資銀行のIBDに入社するということには、2つのリスクが伴います
まず一つがこの首になるリスク
アナリストの内に首になってしまうと、転職先に不安が残りますね
勿論首にならない程優秀な人材であれば話は別ですが、基本的に日本にあるオフィスは海外の本部の支部扱いなので、本部の指示次第で人員が増えたり減ったりします
なので自分の能力に関わらず、景気のせいで首が飛ぶことも多々あります
そして二つ目が激務に耐えられるかというリスクです
上に上がっていくにつれて責任が増し、仕事量も増えていくコンサルとは違い、IBDは真逆です
一番下が一番きつい、それがIBDです
アナリストに関しては有名な書籍が人間ではない「猿」だと表現していますが、まさにそんな感じで酷使されます
肉体的・精神的にタフであれば問題ないのかも知れませんが、よく考えてみて下さい
アナリストでいる期間は3年間
その3年の間、稼げるのは年間1000-1500万
土日も含めて朝3時、4時まで働いてです
一般的に考えると新卒としてならかなり高い給与ですが、果たしてそのハードワークに見合ったリターンでしょうか?
恐らく一番リターンが大きいのは、新卒にある程度スキルのつく仕事をしてからMBAへ転職し、アソシエートとして外銀に転職することだと思います
なので新卒に拘る必要はあまりないですよ
BCFで駄目だったら外コンなり商社なり外資系メーカーになりに行き、転職しましょう
さて、IBDの業界研究などに関しては以下の書籍が必要不可欠です
まだ買っていない場合即購入し、BCFで他の学生よりリードしていきましょう
因みに、有名な黒木 亮の「トップレフト」や真山 仁の「ハゲタカ」なんかは他のサイトで紹介されていますが、小説としては楽しい反面役には立たないので時間がある人のみ読んでみて下さい
それ以外は上記の4冊がかなりためになりました
あらゆる業界の中でもダントツに稼げる仕事――サラリーマンの頂点
それが外資系投資銀行の投資銀行部門(IBD)です
必然的に、ボストンキャリアファーラムに来る学生の中でもトップ層同士が争う狭き門となっています
誰もが憧れると同時に死人が出る程の激務でもあるIBD
その狭き門を潜るための裏ワザを紹介していきます
①インターンを逃すな
IBDへの応募を考えているのであれば知っていて当然かも知れませんが、インターンを逃すとほぼフルタイムで内定を取るのは不可能になります
何故かというと、そもそも採用人数が少ない上インターンした人の中から内定を取る人が多いため、ポジションが予め埋まってしまっている場合がほとんどだからです
例えば2014年のBCFではJPモルガンやUBSはフルタイムでIBDの採用を行っていませんでした
他のファームも勿論似たような状況ですので、誰かが蹴って空いたスポットの一つや二つを争わなくてはなりません
オッズで考えるとインターンを取って、そこから内定に漕ぎ着ける方が遥かに簡単です
勿論、インターンを得られたからといって内定を貰える保障はありませんし、通常50%以上の人はインターン後にふるい落とされます
それに、インターンを経験してその激務さを体験すれば、自分が合っているかどうかも分かるはずです
最近ではロンドンのメリルリンチのインターン生が死亡した事件をきっかけにインターンは夜の12時以降働けないという動きがゴールドマンサックスやシティグループなどで起こっています
それでも、フルタイムで働く場合は毎日2-4時AMまで仕事、しかも休日も無しなんてことがリアルに多いので、そんな生活に耐えられるかどうか適性を見てみるのが最善です
②リスクヘッジを怠るな
①にも書いた通り、外資系のIBDの場合インターンをしても内定まで漕ぎ着けられる人の割合は半分以下です
行ければそれはそれでいいのですが、行けなかった時の場合も想定して就活を進めていくのが最善です
基本的には外銀と戦略コンサルのインターンを両立して行うのがベストです
自分が合ってると思った方に行けばいいし、どちらかがダメでも行けた方に行けばいいだけなので
しかも外銀も、インターン期間が短い方がミスを犯したり居眠り・遅刻してしまったりなどのリスクも減るのでオススメです
勿論、人事側にも「コンサルのインターンがある」ということでプレッシャーを与えることができ、内定も出やすくなります
ただし向こうも最初から来る気もないのにインターンだけしに来る学生に慣れているため、内定が出た後は次の年のBCFに企業側として参加してもらうなどの方法で就活の手段を潰し、囲い込んできます
なのでコンサルのように内定が出てもオファーレターにすぐサインをしないで待ってもらうということはやや困難になってきます
③新卒に拘るな
最後に、日本の学生が就活する場合は「新卒カード」というものが大事になってきますね
何故かというと、日本の場合は終身雇用が一般的なので最初に入った会社で一生働く可能性が高いことと、一旦入ってしまうと辞めづらいし転職もしづらくなるからです
しかし、海外大生や留学経験者は少し話が違ってきます
仮に日本の企業に入った後でも、「英語力」「留学経験で培ったタフさ」など他の人が持っていないものを売りにできるからです
さて、IBDの話に戻りますが、外資系のIBDや戦略コンサルの場合人の行き来がかなり激しいです
というのも、すぐ首になってしまうからです
首になったからといって元IBDの人は結局IBDに転職することが多いため、入れ替わりが激しくなるのです
なので新卒で外資系投資銀行のIBDに入社するということには、2つのリスクが伴います
まず一つがこの首になるリスク
アナリストの内に首になってしまうと、転職先に不安が残りますね
勿論首にならない程優秀な人材であれば話は別ですが、基本的に日本にあるオフィスは海外の本部の支部扱いなので、本部の指示次第で人員が増えたり減ったりします
なので自分の能力に関わらず、景気のせいで首が飛ぶことも多々あります
そして二つ目が激務に耐えられるかというリスクです
上に上がっていくにつれて責任が増し、仕事量も増えていくコンサルとは違い、IBDは真逆です
一番下が一番きつい、それがIBDです
アナリストに関しては有名な書籍が人間ではない「猿」だと表現していますが、まさにそんな感じで酷使されます
肉体的・精神的にタフであれば問題ないのかも知れませんが、よく考えてみて下さい
アナリストでいる期間は3年間
その3年の間、稼げるのは年間1000-1500万
土日も含めて朝3時、4時まで働いてです
一般的に考えると新卒としてならかなり高い給与ですが、果たしてそのハードワークに見合ったリターンでしょうか?
恐らく一番リターンが大きいのは、新卒にある程度スキルのつく仕事をしてからMBAへ転職し、アソシエートとして外銀に転職することだと思います
なので新卒に拘る必要はあまりないですよ
BCFで駄目だったら外コンなり商社なり外資系メーカーになりに行き、転職しましょう
さて、IBDの業界研究などに関しては以下の書籍が必要不可欠です
まだ買っていない場合即購入し、BCFで他の学生よりリードしていきましょう
因みに、有名な黒木 亮の「トップレフト」や真山 仁の「ハゲタカ」なんかは他のサイトで紹介されていますが、小説としては楽しい反面役には立たないので時間がある人のみ読んでみて下さい
それ以外は上記の4冊がかなりためになりました